病院の廊下で行われている中井精也氏の写真展に行ってきた。
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中井精也氏の写真を見ていると、身近な風景を上手く撮っているなぁ、今の自分にはこんなに素晴らしく撮れないと思った。
展示されている写真からは、「女性的なやわらかさ」を感じた。中井精也氏は男性だ。ふと土門拳を思い出し土門拳の写真は男性的、男の写真なんだなと思った。今まで男性的、女性的という視点から写真を考えたことはあまりなかった。
中井精也氏の昔の文章に「乙女チックになって撮る」というのがあったのを思い出した。展示されているほとんどの写真は、氏が乙女チックになって撮った写真なのだろうと思った。あるいはもともと女性的な感性の持ち主なのかもしれない。
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(おわり)